今回も引き続き核融合炉パーツを作成していきます。
まず前回の積み残しとして、マター製造に使用するスクラップの供給を忘れていたので対処します。
スクラップなしでもイリジウムが余ってしまうくらいコイルの製造が遅いので
今の今まで気づきませんでした…。
どうやらこのバージョンでは丸石などからはスクラップが作れないようになっているので、
すでにあるゴム植林施設から葉ブロックを刈り取って投入する仕組みにしてみました。
GT5でお世話になっている葉ブロック発電と発想がよく似ていますね…。
Greg製リサイクラーにオーバークロックを2回ほど。おかげで拠点がずいぶんやかましく…
また、前回記事で言及されていた「原発の継続能力向上の検討」についても行います。
結論から言えば無理でした。
MOX燃料式原発でのウラニウムあたりの発電量は高々2~4百万EU程度のオーダーです。
(従来型でいえば効率2~4あたりの原発に相当)
一方、ウラニウム鉱石の複製にかかるEUは1個あたり1000万EUを超えてしまいます。
粉砕精錬で倍程度に増えることを加味しても複製コストを賄いきることはできません。
ウラニウム鉱石の複製レシピ。当時の液体マター関連のレートはIC2ex公式のWikiとはかなり異なる。
とはいえ、マターの製造にクァーリーの稼動、鉱石の加工などを行っていると
DESの1024EU/tでは賄いきれなくなってくるので、応急処置としてRTG発電機を追加しました。
前回説明したとおり、単体の出力はプルトニウム15個から無償の16EU/tといったもので必ずしも効率が良いとはいえませんが、
クァーリーの稼動を重ねてプルトニウムがかなり溜まった結果 16EU/t × 31 = 496EU/t まで出力が伸びました。
残る電力増強手段といえば避雷針くらいでしょうが、
人工降雨機のためだけにMC1.6で難化したFFM養蜂を今からはじめる気が起きないため却下。
この電力で最後まで戦い抜こうかと思います。
電力増強ができないとなれば、後できることはAEの自動クラフト停止対策くらいです。
AEのクラフトの信頼性が低い理由はFTBWikiの既知のバグの項でも触れられているとおり、
同じ中間素材を使うレシピが複数並行稼動したときに、いずれかのレシピで
その中間素材の完成を認識できずにレシピの適用(加工)が永遠になされないことにあります。
実際によく止まるのは回路と発展回路両方に使われる赤合金プレート作成時で、
赤合金プレートがCrafting Monitorの作成中アイテム一覧から消えているにもかかわらず、
いつまでたっても発展回路が作られないということが頻発します。
FTBWikiで解決策として挙げられているのはCrafting MonitorのGUIで中断することと、
ネットワークを無理やり初期化することです。
放置中にうまく作らせるなら前者の対処は取れないため必然的に後者の対処をとることになります。
後者の対処は、作成中アイテムにおいて必要素材の数が増減したらそれに応じて
中間素材の発注をやり直すという機能があることを利用したものです。
ここでいえば、赤合金プレートの数をわざと増減させてやることで、
赤合金プレートの数が足りていないor実は足りているのにクラフトしていないことを認識させます。
赤合金プレート専用のストレージバスを用意し、トグルバス(AE1時代はME Dark Cableという名前でしたが)で
定期的に接続を切ることで強引に実現します。
右のストレージバスが赤合金プレート等の重要中間素材専用ストレージ。Timer回路で定期的に(数分に1度)接続を切る。
ちなみに左の箱はMachine Boxで、GT5のMachine Hullにあたるアイテム。Project Red製宝石をGreg製宝石に変換するためだけのもの。
このシステムで安定性はかなり向上しましたが、これにも欠点はあります。
中間素材の発注をやり直す機能によって追加発注される場合でも内部的には発注前のタスク自体が残っているらしく、
タスクを中断してもひたすら加工をし続けるなど、加工を行うInterfaceの動作がかなり不安定になります。
特に致命的なのは複数アイテムを材料に加工する機械を使っているときです。
たとえばAssembling MachineでProcessor Circuit BoardとLapotron CrystalからEnergy Flow Circuitを作るレシピがありますが、
Energy Flow Circuitを複数作る際にLapotron Crystal 2個でスロットが詰まってはいけないので、
ME InterfaceのBlocking Modeをオンにして、内部スロットに素材アイテムが残っているときは
次の素材アイテムを入れない(加工を始めない)ように対処する必要があります。
ここで前述の追加発注システムが発動すると、
たとえばLapotron Crystal 1個だけが内部スロットにある状態で次のレシピが追加発注され、
Blocking Modeによっていつまで経っても次の加工が始まらないといった事象が頻発します。
そこでBlocking Modeを使うのをやめるとともに、バッファーとなるチェストを用意して
そこからProject Red製パイプ(ロジパイプもどき)で必要分だけを機械に投入するようにします。
この2つのシステムで安定性がかなり向上しました。
これでもクラフトはたびたび停止しますが、とりあえず核融合炉のパーツを作れる位にはなりました。
そんなこんなで苦労しつつも核融合炉コイルとピンク筐体、そして本体を作りきりました。
クロムの入手しやすさもあり、意外にもすぐに作りきれた
さらに続けて、起動電力保持に必要なFusion Energy Injector 4個も作りきりました。
Energy Flow CircuitやLaptronic Energy Orbが多数要求され、極めて複雑なレシピ。
ラポトロンクリスタルのレシピが電子回路2個から発展回路2個になっていることと、
回路の必要素材が赤石から赤合金(赤石4+銅1)に変わっていることから
赤石の消費が尋常ではありませんでしたが、クァーリーの暴力で押し切りました。
最大範囲で10回を超える範囲を掘削。クロムより赤石のほうが厳しいとは思っていませんでした…
GT2のプレイでは核融合炉を置くには見た目がアレすぎるために申し訳程度の建築を行ったところ。
こちらでも抱く想いは同じでしたが、正真正銘地中でプレイしているこちらのワールドでは
建築というよりは壁の張り替えになります。
スラッジボイラーの効果か知らない間に粘土が大量に溜まっていたので、
普段使うことのない(赤)レンガで張り替えてみました。(正確にはMFRによって追加されるLarge Bricks)
後必要なのは核融合を行う原料を製造するための施設です。
GT2では遠心分離機144個+工業用電解層31個となっていましたが、
水の電気分解のレシピがElectrolyzed Water Cellを介するものに変えられた影響で、
工業用電解層の必要数は52個にまで増えてしまっています。
これらの機械の準備も並行していたものの、さすがに間に合いませんでした…。
遠心分離機64個、工業用電解層10個とまだ半分にも達していません。次回頑張ります。
というわけでGT4のプレイ、序盤こそ大きく出遅れたものの、
最終的にはGT2とほぼ併走する形になってきました。
いずれも夢の核融合に手が届くところまで来ましたが、先に実現するのはどちらになるでしょうか?
ここでどうでもいい話ですが、Gのプレイ暦が段々長くなってきたからなのか、
このごろ多少の事故や障害には何も感じなくなってきました。
(今回もクァーリー周りの事故のために一度全ロストしていますがもはやネタにするほどでもないでしょう)
そんな私が久々に愕然としたシーンをひとつご紹介します。
おのれGreg…
…説明すると、GregTech Addonにはエイプリルフール期間中にゲームを開始すると、
Greg製の機械やアイテムのテクスチャが全てTrollfaceになってしまうというイースターエッグが存在します。
(今回GT4でしたがほかのバージョンでどうなのかはわかりません)
このMOD構成にはWaila(視線の先にあるブロックをツールチップで表示)が入っていないため、
Trollfaceと化したブロックの実体が何であるかが本当にわかりません。ひどいです…。
機械やツールのみならず金属インゴット・粉などの中間素材も全てこれであり、
レシピの確認にも多大な支障が生じます。
エイプリルフールといいつつ、効果範囲は4/1にとどまらず4/2にまでも広がっています。
私の貴重な土日
加工途中でプラチナやかんらん石が足りなくなってエンド鉱石採掘にも赴きましたが、
当然のごとく鉱石ブロックにまで侵食してくる始末。
鉱脈の大きさでおおよそ察しはつきますが、
シェルドナイト鉱石と思ったらかんらん石だったという事態が頻発してまあまあ実害がありました。
4/2になっても解除されない点等から感じ取ることができるように、
ユーザーを楽しませるというよりは不便を強いる嫌がらせという性質が強いこのイースターエッグ。
このTrollfaceのようにほくそ笑むGregoriousT氏の顔を思い浮かべたのは私だけではないはず…
実は今回ちょうどFusion Energy Injectorを4個作ったところで記事を終わるつもりだったのですが、
作りきったタイミングでTrollface化してしまいスクリーンショットが撮れなかったので、
解除されるまでプレイを継続してしまったというのが今回尻切れトンボになった理由です。
もはや何もいうまい